博多湾のキスの落とし込み釣り

キス

釣り人がキスと呼ぶのは学名シロギス

 

 

 

随分以前の文献では東京湾でよく釣れていたアオギスと言う魚もいますが、現在ではごく一部の地域しか生息しないとされています。

 

 

幸か不幸か、アオギスが投げ釣りでたくさん釣れる福岡県下のある場所を知っていますが、百叩きの刑にあっても他言いたしません。

 

 

秘めたるが、花です

 

 

その場所に行くと、幻のアオギスどころか、「またコイツか!!」と、言うほど、簡単に釣れます。

 

 

それはさておき、小学校に入学する随分以前から大岳海岸の付近で釣りをして育った私にとってはキスは最も身近な魚の一つでした。

 

 

 

 

祖父や祖母はキスのことをなぜか、キスゴと言っていたので、20センチ程度のキスは子供で、もっともっと大きくなる魚だとばかり思っていました。^^;

 

 

子供心に50センチぐらいのキスを釣ってみたい!!と本当に思っていました。
(そんなキスはいないことを当時の私は知りませんでした)

 

 

だってアジの小さいのがアジゴだったら、キスゴはキスの小さいヤツだと思うでしょう?

 

 

私は幼い頃、大岳海岸でウキ釣りでキスをよく釣っていました。

 

 

3〜4本継ぎの竹竿に10円ぐらいの玉ウキをつけて・・・・。

 

 

岩デコは当時、海岸べたの岩を引っくり返すと、簡単に取れましたし、巣ムシと呼んでいたフクロイソメをよく使いました。

 

 

今思えば、贅沢な釣りエサを平気で使っていたんです。^^;

 

 

しかも、土建屋を営んでいた祖父が無免許でダイナマイトを使い、大岳海岸の防波堤の基礎を作り、現在の早良区の藤崎にある拘置所に1ヶ月ぐらい勾留されたそうです。

 

 

既に、他界した母から祖父に面会に行った話をよく聞かされました。^^;

 

 

私は、戦後の昭和20年代に無免許でダイナマイトを仕掛けて海岸線を作った「罪人の孫」と言うことになるのです。(苦笑)

 

 

海岸べたを祖父と一緒に歩いたおかげで、釣りが好きになり、自然に興味を持つようにもなりました。

 

 

子供の私にとって、海岸に流れ着いた漂流物は「お宝」でした。

 

 

当時の大岳海岸にはなぜかしら、イチジク浣腸のビニール容器がたくさん流れ着いていて、それを集めて喜んでいた私は祖父からひどく怒られた記憶があります。

 

 

しかも、当時の博多湾では、精霊流しをやっていて、翌日海岸べたに流れてきた舟に乗って遊んだり、当時は絶対に食べれなかったマスクメロンを拾って食べたりして、、祖父が怒り狂うほどにおごられました!!

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!??

 

 

そんな時代だったのです。

 

 

近所の友達といい加減遊ぶと、大岳にあった大きな炭鉱風呂に入りに行くのも日課でした。

 

 

番台の爺ちゃんから、いつものように、「お前ら、ケツも洗わんで風呂に飛び込んだら・・・・いけんバイ!!」と、言われていました。^^;

 

 

個人的には、今から50年ほど前のキスを釣った日のセピア色の思い出です。

 

 

さて、キスですが、前述したようにウキ釣りでも釣れるのです。

 

 

ウミタナゴの4-5号ぐらいのハリス付きのハリを購入して、タナを計って釣れば、そんなに難しい釣りではありません。

 

 

落とし込み釣りでは、ハリの上3センチぐらいのところに6Bのガン玉を2〜3個つけて、前打ちすれば、案外簡単に釣れるのがキスなのです。

 

 

須崎埠頭だろうと、箱崎埠頭だろうと、満ち込みの時に前打ちをすれば、結構な型のキスが釣れるものなのです。

 

 

東浜のあるポイントでは、底を探ってのメイタ狙いのつもりが、キスばかり10匹以上たて続けに、際で釣れたこともあります。

 

 

投げ釣りファンには恐縮なのですが、私にとってはキスは幼い頃よりハゼ以上に馴染みがあったため、釣れてもまるで嬉しくない!!のです。

 

 

クーラーもビクも持っていない時代に、海岸べたに穴を掘って、海水が溜まったところに、釣れたキスを活かしておいた記憶が蘇ります。

 

 

遠投用の竿やリールがなくても、キスが結構釣れた時代があったんです。

 

 

恐らく、今の時代からは到底想像がつかないと思います。

 

 

連日キスゴを釣ってくるので、フライパンに塩だけ振ったキスゴを油で炒めたような妙なモノを祖母から食べさせられていました。

 


おかげで、キスが好きではなくなりました
。^^;

 

 

そのせいか、キスを真面目に釣ろうと思ったことがほとんどないんです。

 

 

重ね重ね、キスの投げ釣りファンには快くないことを書き綴ったかもしれません。
(お許し下さい!)

 

 

 

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