近郊釣り師を悩ませるSOLAS条約

SOLAS条約って何だ??

博多湾で昔から釣りをしている人にとって嘆かわしいことが多々ありますが、その最たるものを二つ挙げるとすれば、
以下の様な事になるかと思います。

 

 

ひとつは人工島の埋め立てで博多湾の生態系そのものが大きく変わったこと。

 

 

もうひとつは、SOLAS条約立ち入り禁止区域が増え、更に今なお拡大傾向にあることです。 ^^;

 

 

今なお拡大傾向にある立ち入り禁止区域が安保関連法案の改正とテロの激化で更に拡大されるかもしれません。

 

 

そもそもSOLAS条約って何だ??

 

 

詳しい説明は抜きにして、あの有名な映画にもなったタイタニック号の沈没を契機に1914年に「海上における人命の安全のための国際条約」が締結されました。

 

 

これがいわゆるSOLAS条約なのですが、時代の変化に即して度々改正され今日に至っています。

 

 

残念ながら、六法全書の条約のところを探しても載ってはいませんでした。

 

 

 

 

近郊の埠頭や港湾部から釣りをする人にとって一番厄介で大迷惑な改正が2004年に行われたのです。

 

 

その原因になったのが2001年のアメリカの同時多発テロです。

 

 

世界中を震撼させたあの9・11の世界貿易センタービルでの悲惨なテロ事件からなのです。

 

 

あの事件をきっかけに、国際テロの阻止を目的として船そのものや港湾施設の設備の強化、更に港湾施設の保安体制強化が条約に盛り込まれることとなったのです。

 

 

各地の自治体の対応は実に素早く、SOLAS条約の改正後には日本各地の500トンを超える外国船舶が着く港では、着々とフェンスが設けられ立ち入り禁止区域となっていった次第です。

 

 

博多湾もその例外ではありませんでした!!

 

 

箱崎埠頭や中央埠頭、須崎埠頭の1級ポイント、つまり湾奥で一番良く釣れていたポイントが、ことごとく立ち入り禁止になってしまいました。(涙)

 

 

カレイアイナメの1級ポイントにも入れなくなりましたし、

メイタ〜チヌの鉄板ポイントにも入れなくなりましたし、
セイゴ〜スズキを置き竿で釣るポイントの多くが立ち入り禁止になりました。

 

 

条約ですから当然守らなければなりません。

 

 

条約の法的な拘束力は各国の憲法をも優先するのが国際法上の解釈です。

 

 

福岡県知事や福岡市長に嘆願書を書いて、署名活動を行ってもムダなぐらいどうにもならんのです。 ^^;

 

 

「立ち入り禁止区域をなくそう!!」などと言っても、ほとんどの人が署名もしてくれそうにもありませんし・・・!

 

 

過日、パリでも痛ましいテロ事件が起こりました。

 

 

あんな事件をテレビで見たら、テロリストの侵入を防ぐために更に更に、世界各国の港湾部の保安強化がなされても不思議ではありません。

 

 

また安倍内閣では安保関連法案をドンドンと改正あるいは制定するでしょうから、立ち入り禁止区域が拡大することはあっても、縮小することはなさそうです。 (涙)

 

 

博多湾の湾奥では、手軽に行って、クルマ横付けで竿を出せる釣り場がドンドン少なくなります。

 

 

悲しいのですが、これが現実です。

 

 

釣りなど全く興味のない方が圧倒的に多いことを考えると、湾奥の立ち入り禁止区域が拡大したところで生活に支障をきたすわけではありません。

 

 

近郊釣り師の釣り場より、福岡市民の安寧秩序のほうが大切なことは自明の理ですから。

 

 

「そんなに釣りがしたけりゃ、志賀島や糸島方面にでも行けばよろしい!!」と言われれば、返す言葉もありませぬ。

 

 

ご尤もでございますからね。

 

 

ですが、釣り人にとっては実に悲しいことです。

 

 

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博多湾の今日の潮